宮崎旅行最終日に観光した綾の照葉大吊橋(橋長250m、高さ142m)の記録です。歩く吊橋、世界一!という事でとても楽しみにしていました。
カーナビ任せだから道を間違えるはずもないのに「目的地が近づきました、案内を終了します。」とナビの音声が流れるも、橋らしき物が見当たりません。世界一の吊橋なんだから、通りすぎてたら気づくよね?と納得いかないまま上を見ると・・・あるじゃないですか!そこに大きな吊橋が!!
昔のナビは、ピンポイントで案内してくれなかったのよね。下ばかり見ていて上を確認するという発想がなかったです。
「上見て上!!すごく大きいよ~」とはしゃぐ私に対し「ほんまや・・・絶対嫌や・・・想像しただけで怖いわ・・・」と青ざめる夫(高所恐怖症)。東京タワーですら端に寄って景色を眺める事ができない夫。「車で連れて行ってあげるから一人で渡って。」とブチブチ言われていました(笑)。
入場料300円(照葉樹林文化館と共通)を払ったのに、橋の手前で待つのはどうか?と思い直したようで、結局、一緒に橋を渡る事になりましたが。
高所恐怖症の夫をらかってやろうと思っていましたが、意外にも私を置いてスタスタ歩いて行ってしまいます。どうやら景色を見ていない模様。
高所恐怖症ではないけれど、高い所が苦手な私。一緒に歩く相手がいなくなってしまったら、急に怖くなってきて、足が震えました。立ち止まると、微妙な揺れも伝わってきます。
一番怖かったのはここ。歩いている時にぬけたらどうしよう・・・。ここから落ちたら絶対に助からないだろうな!と、思ってしまいました。いつも想像力貧困なのにどうしてこういう時だけ豊かになるのでしょうか。
景色を楽しまなくちゃ!と記念に写真も撮りましたが、手が震えてカメラを落としそうでした。綺麗な水の色で、何だか吸い込まれるようです。
橋を渡ると遊歩道があり、落ち着いて(?)風景を楽しめるらしいのですが、今にも雨が降ってきそうな雲行きだったので、吊橋往復するだけになりました、残念(T_T)
旅行から帰ってきて宮崎旅行の余韻に浸りながら、ひむかブログさんのページを読んで知ったのですが、大分で九重 夢 大吊橋(総工費19億2,200万円)が2006年10月30日に完成するそうです。
「歩く吊橋世界一」の綾の照葉大吊橋も、私達が訪れた時点で、世界一の看板は2ヶ月足らずの命だったんですね。少し寂しいような気もしますが、四季折々の美しい風景は魅力なので、また機会があれば訪れたいと思っています。
参考リンク
ひむかブログさん・・・
宮崎の魅力を余す事無く伝えていて、写真もとっても素敵です。
3泊4日・宮崎旅行の感想
綾の照葉大吊橋で景色を楽しんだ後は、ひたすら家路を目指しドライブ、とうとう楽しかった宮崎の旅も終わってしまいました。今回の家族旅行は計画に少し無理があったようで、車での移動に費やす時間が多かったです。
飛行機で宮崎入りすれば、さほど不便を感じないのでしょうが、私達が住んでいる場所から車で旅する宮崎は「陸の孤島」という感じで結構大変です(鹿児島の方が近いような気がしました)
縦に長く広い宮崎県。まだまだ行きたい所は盛り沢山。せっかくいい所なのだし、早く高速とか整備すればいいのに・・・と思ってしまいます。
宮崎旅行 帰り道 雨に降られる
帰り道、熊本近くの高速で豪雨。前が見えなくて減速。路肩に止まっている車もいてびっくりしました。旅は終わった、もう後は帰るだけだし雨降ってもまぁ、いいや。気をつけてゆっくり帰ろう(といいつつ、何故か追い越し車線を走る夫)
旅行から帰ってきてWBSを見ていたら宮崎の特産品を紹介していて、へべす(へべず?)とアヤムラサキを知る。
へべすは、日向地方でのみ栽培されている柑橘類で平兵衛さんが作ったからへべすというらしい。
かぼすやすだちのような果実で果汁を搾って隠し味にしたり、焼酎に搾って入れる人が多いのだそうです。病気に弱くて生産が難しい事から存亡の危機を迎えていて、生産農家は60軒しかないとか・・・。果皮と種の部分には機能性成分が多く、へべすには他の柑橘類より、がんの予防や花粉症抑制する成分が多く含まれているそうです。
アヤムラサキ・・・普通のサツマイモみたいだけど、包丁で切ってみると綺麗な紫色で肝機能向上や血圧抑制効果が報告されている。アントシアニンが芋全体からとれるようにした品種だそう。