島根県へ車で家族旅行、出雲大社へ参拝した時の記録です。(参拝日:2006年9月)
島根県_出雲大社(1)_旅行記
出雲大社は、島根県出雲市にある神社で縁結びの神様として有名で、正式名称は「いずもおおやしろ」、一般には「いずもたいしゃ」と読まれるそうです。10月は神無月と言いますが、それは日本各地から八百万の神々が出雲大社に集まっているからで、出雲地方では神在(有)月と言うんだそうです。
やってきました!出雲大社♪今回の観光予定には入っていなかった場所だけど、やっぱり一度行ってみたい所だったから嬉しかったです。
出雲大社・大鳥居。前を走っている車との対比でその大きさがわかるでしょうか?
同じく大鳥居。信号待ちの時に、ででんと大迫力の大鳥居を近くで撮ってみました。私達の車が先頭でないのがとっても残念。
参道入り口。この前を通り過ぎ左へ曲がるとすぐ駐車場です。車を停める為に通り過ぎるのですが、「参道が・・・参道が遠ざかっていく・・・ここで降ろしてくれ~ o(_ _*)o 」という気分でした。
私達は神楽殿の方から本殿の方へ入ってしまったので、参道は一番最後になりました。(出雲大社の案内図は公式ページにも載っていますのでご確認ください)
さざれ石。岐阜県春日村の石で、国歌・君が代に歌われている「さざれ石」
この石の学名は石灰質角礫岩で、石灰石が長い年月の間に雨で溶解され、周りの小石を集結して岩のようになるのだそうです。
さざれ石を見た瞬間は「何この石の塊?」と思いましたが、説明読んで納得。
「君が代は 千代に八千代に 細石の 巌となりて 苔のむすまで♪」と、ちょっと口ずさんでみましたが、音程が・・・(^o^;)。何度かチャレンジしましたが、「君が代は 千代に八千代に 細石の 巌となりて 苔のむすまで」と歌えば歌うほど、音程がずれるのです。あれ?あれ??国歌なのに歌えない ( ̄□ ̄;)!!
そんな・・・ばかな・・・。「国歌が歌えない女」 ・・・・・・ 気づかない方が幸せだったかもしれません。
出雲大社・神楽殿 。この注連縄(しめなわ)、長さ13m・重さ5t もあるんですって。参拝している人を見て頂ければ、その大きさがわかるでしょうか?
旅行から帰ってきて、一瞬、何の写真?と悩んでしまったのですが注連縄の下から撮った物。
写真ではわかりずらいですけど、いっぱい小銭が挟まってるのです。「何だろうね・・・何か意味とかあるんだろうね」と私達は素通り。自宅に帰ってからWikipediaで調べると、注連縄に向かって賽銭を投げ挟まると良いことがあるそうなんです。結構、難しいらしい。十円はとうえん(遠縁)なので、投げちゃダメ。
神楽殿の方から来た為、拝殿・ご本殿は参拝せず一度通りすぎて松の参道を出雲大社とは逆の方向にひたすら歩きます。そう、どうせ参拝するなら、鳥居をくぐる所からはじめたかったのです。参道を逆方向に歩いていると、夫が、「千石先生がいたなぁ。あれは絶対、千石先生や。なぁ?」と言い出しました。
千石先生、TBS・どうぶつ奇想天外! でお馴染みのあの千石先生です。顔の判別がつかなくなるくらい遠く離れてから、言われたってわかるもんか。どうせなら、近くにいる時に教えてよ・・・と、何度も繰り返す夫を無視して歩いていくと、蛇がいました。
↑写真・真ん中辺りの棒みたいなやつが蛇。石と石の割れ目から出てきました。千石先生の話をしていたら蛇って、ものすごい偶然ですよね ^^;
蛇見て、「早く、千石先生、呼んできて~」と夫。
はいはい、わかったよ・・・。あれは絶対に千石先生で間違いありません。もし仮にそっくりさんだったとしても千石先生という事にしておこう。^^;
島根県 出雲大社 参道から
出雲大社・参道入口。やっぱりここからはじめないと・・・。本当は大鳥居まで歩いて戻ってそこから参拝しようかとも思ったのですが、歩くのが苦手なのと、夫に「いい加減にして(-_-メ)」と言われたのとで断念しました。
延々と続く参道。出雲大社って広いですよね・・・。普段、運動とかあんまりしない私にとっては、参道の距離も馬鹿になりません。(しかも往復。)
そうでなくても歩くの遅いのに、記念撮影の為に立ち止まるばかりするので、後ろから夫が「松ぼっくり爆弾、炸裂」と言いながら投げてきます。
松の参道というだけあって、松ぼっくりがいっぱい落ちているのですが、まるで子供のように松ぼっくりを投げてくる夫の姿がおかしくて、不謹慎なくらいゲラゲラ笑ってしまった。
やっと蛇発見現場まで戻ってくる事ができました。写真右端に写っているのは夫、腰に手をあてて蛇チェックしてます。もういないってば・・・ ^^;
やっと出雲大社の拝殿が見えてきました。ふぅぅぅ、疲れた(>_<)
参道両脇の松は立派なものばかりですが、ところどころ切り倒された跡も残っていました。腐っちゃったのかな?
何となく撮った国旗の写真。帰宅後、調べると「境内には74畳もの大きさを誇る日の丸が・・・」と書いてありました。「うへぇぇ・・・あの旗74畳もあったんかい」と改めて驚きました。
出雲大社に着いた時は全然風なかったのですが、いい感じで日の丸が撮れましたよ。
出雲大社・拝殿。こちらの注連縄は、神楽殿の注連縄より小さいですが、それでもやっぱり立派です。
拝殿の中は、あんまり写真撮ったらダメかなぁ?とも思いつつ、つい・・・。
脱ぎ揃えられていた靴。思っていたより大きいのね・・・とつい。^^;
出雲大社の参拝方法は、二拝四拍手一拝。何で、4回も手を叩くんだろ?きっと意味あるんでしょうね。興味のある方はどうぞご自身で調べて下さい。
出雲大社・ご本殿はこの奥にあります。ご本殿はあんまり写真撮ったらいかんかなぁ?(←気分的なもの)と思って遠くからの撮影。
本殿については、上古においては現在よりもはるかに高く、32丈(およそ96メートル)。それが、そのうちに16丈(48メートル)→現在の8丈(およそ24メートル)となったという伝承がある。神社としては破格の大きさで、空に向かって延びた何本もの柱の上に社が建つというものだったそうです。(Wikipediaより)
参考:
- 出雲大社公式サイト
- 出雲大社(いずもおおやしろ)神々の国のプロローグ・・・地図他わかりやすく参考になります
- Wikipedia(出雲大社)・・・太古の復元模型と鎌倉時代の復元模型の写真が見れます。
- Wikipedia(さざれ石)
- Wikipedia(注連縄)
- 注連縄の豆知識・・・私は注連縄に格別な思いがあるわけではないのですが、出雲大社の注連縄って日本一なのかなぁ?とYahooで調べていくうちに、見つけたページ。いろいろな注連縄の形があり、画像で紹介されているので、結構面白い。今まで神社へ行っても「注連縄」という視点で観察したことはなかったなぁ・・・と思います。
- オオクニヌシと出雲大社・・・国ゆずり伝説の事が書かれていて面白かったので。