家族旅行で、錦帯橋(山口県岩国市)を観光した記録です。(2006年9月)
錦帯橋は、古い歴史と美しい形状、巧みな構造をもち、日本三名橋のひとつに数えられていて、橋の長さは橋面にそって210m、直線で193.3m、幅5m、橋台の高さ6.6m。
反り橋の構造は精巧かつ独創的、合理的で強靭なアーチを完成している。
また橋梁部、橋台部、河床の敷石にも、それぞれ専門工人の苦心が秘められ、とりわけ橋梁部の湾曲は、独創的に富み、比較的短い用材で径間35mを無脚で渡した技術は力学上、非のうちどころがないといわれる。
錦帯橋は延宝元年(1673)第三代藩主吉川広嘉によって創建されたが、翌延宝2年春一部流失。その年のうちに直ちに再建され、以来276年の間秀麗な姿を誇っていたが、昭和25年9月当地方を襲ったキジア台風により惜しくも流失した。現在の橋は、昭和28年1月、1億2千万円の巨費を投じて再建されたもの。
錦帯橋って裏(下)から見ても美しいですよね。
橋ばかりでなく、周辺の景色が何ともいえず美しいと聞き、四季折々訪れてみたくなります。
梅→桜→牡丹→つつじ→花菖蒲→紫陽花、夏は錦川河畔で鵜飼や花火、秋は紅葉、そして冬の雪が降る日は、雪化粧した錦帯橋を見ることができるそうです。(山口県岩国市・錦帯橋の魅力から)
錦帯橋、橋の裏側も美しい。山の上にあるのがお城です。写真はクリックすれば大きく表示できます
錦帯橋、橋の上にて。段々がすごいです、よくこんなの作ったよね・・・。職人芸だなぁと感心します。
ちなみに日本三大橋は、日本橋(東京都)・錦帯橋(山口県)・眼鏡橋(長崎県)だそうですね!私は、今回、錦帯橋に来て、日本三大橋は全部見た事に。スタンプラリー気分 → 達成です。(^_^)v
錦帯橋を渡って
私達は、錦帯橋へは、島根・広島旅行の帰りに車で寄っただけで宿泊してないので、どんなお宿かわからないけれど、近くにある 岩国国際観光ホテル には、錦帯橋を一望できる朝霧の湯という露天風呂(石風呂、岩風呂)があるらしいです。ホテルから温泉棟にむかう道は、昭和の錦帯橋・解体材を利用して、まるで錦帯橋を渡るかのように仕上げてあるそうです。錦帯橋棟梁の海老崎氏が作成したとか。紅葉の季節は、もみじを背にした錦帯橋がさぞかし綺麗でしょうねぇ・・・
錦帯橋周辺散策
錦帯橋の周りを散策。橋を渡ると、大きな声でアイスクリーム屋さんの呼び込み。季節は9月、まだ暑かったので吉川広嘉公銅像近くで休憩がてらアイスクリームを食べました。その後、吉香公園他ブラブラと周辺を散策しましたが岩国城には行きませんでした。
錦帯橋 参考情報・参考リンク
- 岩国市観光ホームページ
- 岩国市観光協会公式サイト
- Wikipedia(錦帯橋)
- 錦帯橋の四季さん・・・錦帯橋の美しい四季の風景写真
- 錦帯橋流失写真館
【交通機関】
■新岩国駅(新幹線)より タクシー約7分/バス約10分
■岩国駅(JR在来線)より タクシー約10分/バス約15~20分
■山陽自動車道(岩国IC)より 車で約6分
【駐車場&利用料金】
錦帯橋下河原/400台駐車可・錦帯橋上流/100台駐車可
観光施設 | 大人 | 小人 |
錦帯橋入橋料 | 300円 | 150円 |
岩国城入場料 | 260円 | 120円 |
ロープウエー(往復) | 540円 | 250円 |
ロープウエー(片道) | 320円 | 150円 |
上記セット券 | 930円 | 450円 |