海のミルクと言われる牡蠣。小浜温泉からの帰り道は、地道でゆっくり景色を見ながらドライブです。途中、国道207号線沿い(長崎から佐賀県太良町方面)に点在する牡蠣焼き小屋へ寄ってみようと楽しみにしていました。(注:牡蠣焼きは冬だけ。3月末迄です)
牡蠣焼き小屋で有名なのは蟹御殿が経営する所らしい・・・と聞いていましたが、混雑してなければどこでもいいよね~と、空いていそうな牡蠣焼き小屋へ入りました。
1,000円出せば山盛りの牡蠣が購入できます。雨除けで屋根はついているものの、屋外なので天気の悪い日や風が強い日は、火が目の前で燃えていても寒いです。調味料は醤油やポン酢などが用意されていました。
牡蠣の口があいたものから平らげますが、なかなか口を開かない牡蠣もあって「焼けないね・・・」と牡蠣だけをひたすら凝視。しかし、待てども、待てども待てども変化なし・・・という牡蠣もあって、そのうち火も消えてしまいました。
火が消える度に何度も、「すみません、火の追加お願いします」と係りの御兄さんにお願いし、かなりの時間が経過した後、 「牡蠣、死んでるのかな・・・いくらなんでも遅すぎる」と何気なく隣を見てみると、隣の人は、牡蠣の殻をこじ開けてました。
も・・・もしかして・・・( ̄□ ̄;)!! 「夫!隣見て!もしかしてこの牡蠣達、焼けてるんじゃない?」 私と同じく、牡蠣焼き初めてで網の上の牡蠣しか見ていなかった夫の視線を隣の客へ促す。
そう私達は、蛤やあさり、しじみ等のように火が通ったら殻がパカッとあくものだと信じていたんです。半分位無駄にしていましました。きっと中で、随分前から炭化していた事でしょう。とても残念でしたが、いつまでも炭化した牡蠣を眺めていても仕方がないので、また来ようと心に決めてこの場を立ち去ったのでした。近くだし・・・また牡蠣焼の機会があるだろう・・・と自分自身に言い聞かせながら。
あ、ちなみに美味しそうな牡蠣の写真をUPしたかったのですが、初めての牡蠣焼きに興奮しすぎて記念撮影するのも忘れました。この日は朝から小雨が降っていましたが、牡蠣焼き小屋で牡蠣の味を堪能している間は、お日様が。(←ラッキーな私達)
念願の牡蠣焼きを楽しんだ後は、ひたすら家路に向かいます。帰る途中、虹を見る事もできました。 綺麗だったのに・・・ 実際は綺麗だったのに! 帰ってきて写真みたらあんまり綺麗に写ってなかった・・・残念
以上、2005年12月上旬1泊2日の長崎市内&小浜温泉旅行でした。